為替手形続いて為替手形・例題の続きです。
前ページと同様に、振出人・九州商店の仕訳から。 為替手形を決済した時振出人・九州商店の簿記処理手形が期日になり、名古屋商店から手形代金を支払われることになりました。このとき振出人・九州商店の簿記処理はどのようにするのかというと、
この取引は財産がもう動いた後の出来事であって、 振出人・九州商店のなかでは、なんにも金銭の増減が起こっていないんですね、 ということは簿記上の取引にあたらないんです。 したがって、為替手形を決済した時の振出人の簿記処理は、仕訳をする必要がないということになります。 指図人・四国商店の簿記処理振出人・九州商店の次は12月5日の指図人・四国商店の簿記処理です。これは簡単です。なぜかというと約束手形のときとパターンが同じだからです。 ![]() ここは問題ないとおもいます。約束手形は2者のあいだで取引をしていましたね。 決済時は振出人・九州商店が抜けて、結果的に指図人・四国商店と名宛人・名古屋商店との2者の間でのやりとりに なり、約束手形の時と同じ仕訳をすることになります。
名宛人・名古屋商店の簿記処理12月5日の名宛人・名古屋商店の場合も同じく、約束手形のときと同じように仕訳をします。
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