有形固定資産そしてお決まりの記帳法の説明になりますが、 有形固定資産の場合の簿記処理をするときのタイミングとしては、 有形固定資産を
がポイントになります。 「購入した時」と、「売却した時」は、普段私たちがしている経済活動と同じなので、 想像がつくと思いますが、 「決算を迎えた時」に、処理が必要になる減価償却という新しい概念と計算方法をおぼえてください。 少し学習するボリュームが多いですが、なぜそうなるのか理屈がわかればそんなに難しいことではありません。 まずは有形固定資産を購入した時から、 固定資産の取得土地、建物など固定資産を取得したときは、購入した金額を記帳することになります。 そして、固定資産の金額の記帳には、物そのものの値段と(購入代価)、 それを購入するときに要した付随費用をふくめた 金額(取得原価または取得価格といいます)も加算して記入します。
取得原価 = 購入代価 + 付随費用
この計算式は、商品を仕入たときと考えは同じです。 この費用がなければ建物として成り立たなくなるからという理由です。
これは大丈夫だと思います。有形固定資産の購入時の取得原価は 購入代価 + 付随費用ですから、 5,000,000+20,000+10,000で、この建物の取得原価は5,030,000円になり、 建物は資産の勘定ですから、借方に記入をします。
あと ここはとくにおぼえなくてもいいですが、取得原価にふくまれる主な付随費用はどのような ものがあるのかというと、
があります。 |
有形固定資産
◆有形固定資産の種類◆有形固定資産の取得 ◆有形固定資産の減価償却 ◆└減価償却費の計算方法 ◆ └ 定額法 ◆└減価償却費の記帳 ◆ └ 直接法と間接法 ◆有形固定資産の売却 ◆└ 直接法と間接法 | ||||||||||||||||||||||||||||